コロナの収束
コロナの収束に切り札とされているのがワクチン接種。
菅総理大臣は、ワクチンに「全て懸ける」とまで言い切っているが、果たしてワクチン接種でコロナは収束できるのだろうか?
他の記事でも書いたが、ワクチンを接種したとしても重症化率を下げるのとかかりにくくするだけのもので、しかも接種したとしても有効率が一番高いファイザー製であっても95%だ。
仮に国民全員(1億2571万人)がワクチンを接種したとしても、約629万人の人はコロナに罹患する計算になる。
20人に1人は、コロナに罹患してしまうのだ。
収束、というのはどの程度で考えるかなのだと思うが、20人に1人は罹患すると考えると、ちょっと怖い。
それでは、収束させるには、他にどのような手段があるのだろうか?
それは、治療薬の開発を最優先にしなければならないだろう。
色々、治療薬開発の話は出てきているが、行政の仕組み上、なかなか承認はされない。恐らく、今の仕組みのままだと、承認申請から最短で1年半以上だ。
新医薬品に係る承認審査の標準的プロセスにおけるタイムライン | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
開発してから治験を開始して承認申請を出すまでは、平均して約5年といわれるので、実に6年半以上も承認まで時間を有する結果になる。
国内でコロナに感染した方は、現在までで約81万人。お亡くなりになった方は、実に14,000人以上。
収束までの道のりは、恐らくあと6年以上。
2027年までは収束しないのだろうか?脳天気に「オリンピック開催を反対している人は反日」などとほざいている人は、この14,000人の重みを知らないのだろう。そんな方は、国を治める資格は無いので、さっさとご退場して欲しい。
がんばって生きていたい。