麻生太郎さんという方
何かと世間を騒がせて楽しませてくれる方の中に、麻生太郎さんという人がいる。
福岡のご出身で、経済力もあり、抜群の家柄である。オリンピックにも、クレー射撃の日本代表としてモントリオールオリンピックに出場されている。
恐らく、この方は生まれてから現在まで、一度も貧乏になったこともなく、生活に苦しんだことも無いのだろう。羨ましい限りだ。
この方が、「きのう終わったオリンピック・パラリンピックの話をしても、マスコミは総じて反対だったんじゃないかね。国が全体としてオリンピックをまとめる雰囲気を著しく阻害したことは確かだよね。」という発言をしておられた。
きっと、国民の六割が開催反対または延期の声をあげていたことについては、裕福な家柄の方には、雑音以下にしか聞こえなかったらしい。
しかも、七月にはイベント自粛等が政府から要請をされて、皆んな我慢している最中、三千人も集めて、政治資金パーティも行っている。
政治家というのは、国民の空気を読まない人が大成するらしい。やりたいことを粛々と人の声も聞かずにやる。ある意味、大物だ。
でも、そんな人間にはなりたくない。