MOMOKUMA’s diary

下級国民ですが、怒っています!!

質問通告

国会や地方議会の一部では、未だに「質問通告」をすることが慣例となっている。

質問通告とは - コトバンク

 

議会とは、自由闊達な議論をして、その末に議論を尽くして結果を導き出すものだと、私は考えている。その議論の過程において、議員の資質というのがわかるし、議論の問題点も浮き彫りになる。その問題点を、さらに議論をして良い結果を導き出せるはずだ。

 

例えば、会社での会議を思い出してもらいたい。

 

新しい事業を全社的におこなうとすれば、どのようなものかというレジュメしかなく、あとは考案者(部署)の説明後、問題点を議論しあい、実施に向けて進めていく。当然、問題があれば、時期尚早などの結論になるだろう。この議論の過程で、事前に質問内容を伝えるだろうか?

 

この会議で、担当者の資質もわかるので、次の人事の参考にもなるし、応援したくなる人も出てくるだろう。イデオロギーの違いはあっても、最終的な目標は、会社を良くしたいことであるから、最終的には、概ねうまくいくものだ。

 

今の議会というのは、どうだ?事前に、質問通告しておいて通告されていない質問が出ると、通告が出ていないといいうだけで、質疑を拒否する人もいる始末だ。

 

はっきり申し上げて、議員というのは人気取り投票ではない。質疑応答する能力も資質も無い人を議員にして、この国は良くなるのか?

 

少なくとも、記者会見で原稿を読み上げるだけの議員や大臣は、その資質が無いことを国民は認識するべきだ。