総理大臣公選制

ぞわぞわ、自民党の総裁選の話が出てきている。

菅総理が続投する、とか高市元総務大臣や下村政調会長、岸田元外務大臣などの立候補意向が伝えられている。

与党である自民党の総裁は、イコール総理大臣への道だからしょうがないと思う反面、同じ穴の狢の方々で総理大臣が決められてしまうことに、どうも違和感を感じてしまう。

私は、総理大臣は公選制にしたほうが良いと考えている。

誰が出ても良いじゃないか、ちゃんとコロナ対策もぶれずにやれて、その他の難題もちゃんと治める自身がある人ならば。

自民党は、確かに敗戦の日本をここまで発展させた功績は重大だ。だから、なにはともあれ、自民党所属とか自民党推薦とかであれば、とりあえず、その方を応援しようという気持ちはわかる。

でも、これだけ莫大な借金を作った責任とかを誰も問わないのも不思議だ。

それだけ恩恵を個々で受けているのだろう、という疑心暗鬼にもなる。

それと、両院の議長のように任期中は、総理大臣は党籍から外すべきだとも考える。全く中立の立場で、各政党や様々な方の意見を幅広く聞いて、政策を考えるべきだ。

議員は議論をするのが仕事だ。こんなコロナが大変な時に、議会が開かれていないのもおかしければ、総理大臣が所属する政党の幹事長に忖度をするのも変な話だ。

私は、国民が納得して選んだ方が国のリーダーとして活躍していただくことを、強く望んでいる。