緊急事態宣言
東京のコロナ感染者が900人を超えた。
予想はしていたものの、案外早かった。
また、緊急事態宣言を出すそうだ。これで、4回目。
3度目の正直、なんて言葉があるが、4度目ともなると流石に呆れる。
何ら、実効性の無い方策もとらずに、飲食などの業態を狙い撃ちするかのように、酒はダメとか、19時まで、とかやるんだろうな。
菅総理をはじめとする、要職の方々。他の記事にも書いたが、あまりにも不整合な施策を打っても、国民は納得もしないし、聞く耳を持たなくなる。都議選の結果が物語っているのに、コリもせずにまた同じことを繰り返す。古い童話に、「狼が来るぞ~」と何度も言っていたら、いざ来ても誰も信用しなかったのと一緒。まだわからないのだろうか?
なぜ、東京や大阪などの大都市圏が感染者が多いか?
単純にお仕事や通学などで人が動くから。
もし、感染者を減らしたければ大都市圏の人流をどうすれば抑制できるかを考えれば良い。決して、飲食業が諸悪の根源ではない。シールドをして、換気をして、人数を制限して、お店の方々のワクチン接種も終わっていれば、後は、お客様がワクチンを打っていれば、何時まででも食事も酒も提供できるはずだ。役人だって、緊急事態宣言下で銀座で宴会していたじゃないか。(クラスターになったが)
オリンピックで多数の国から人を入れれば、感染者はもっと増えるのは明確だ。でも、この期に及んで、「大会関係者は観客ではないから、人数に含めない」等の戯言を言い始める。「こした不整合が今に至っているのあります」(by ガースー)
ちゃんとしたリーダーであれば、自信をもって様々な施策を責任を持ってやりとげるはずだ。でも、なにかあれば「専門家の方々のご意見を…」と逃げ、専門家の方々が耳に痛いことを言うと、その意見を聞かないふりをする。この結果が、今に至っている。
「ワクチン接種を強力にすすめます!」とか言いながら、肝心のワクチンの数も足りない。あれだけ、職域接種をじゃんじゃんやりますと言っていた河野さんも、数のことは考えなかったのか?プロジェクトマネージメント的に考えれば、このプロジェクトは大失敗して火を吹いている状態と変わらない。
いつでも犠牲者は国民。戦争だって、おおきな犠牲を払ったのは、国民だった。