MOMOKUMA’s diary

下級国民ですが、怒っています!!

自民党総裁選の結果を思う

お祭り騒ぎの自民党総裁選が終わり、第100代自民党総裁に岸田さんが選ばれた。

何度も言うようだが、総理大臣は国民の公選で選ぶべきだと常々訴えている。その時の政権与党の代表=総理大臣というのは、国民の声を反映していない。自民党の総裁選を見ているとわかるように、結果的にポストを得たいために、支持される政治家がたくさんいることがわかる。これまで、この弊害でどんなに国民が迷惑しているか、当の政治家たちは恐らくわかっていないようだ。

 

さて、総裁選の最中はあえて予測や批評は避けてきたので、今回は、私の予測と結果について記したいと思う。

 

まず、私は総裁選は恐らく岸田さんが勝つと思っていた。河野さんになると、疑惑が多い重鎮には、極めて不味いことになるのは目に見えているからだ。恐らくだが、派閥の親分の麻生さんも岸田さんに入れたと思っている。さらに、河野さん側についた石破さんを安倍さんは絶対、仲良くしたいとは思っていないだろう。ある種、その嫌われ方は小沢さんと同じように見える。高市さんは、かなり追い上げたが、恐らくはポスト目当てなのだろう、と見ていた。4人の候補で一番まともなことを言っていたのは、野田さんのように思う。少子高齢化は待ったなしの状態であり、立候補した時点から、全くぶれなかった。河野さんのぶれ方は、論外だ。今まで、原子力反対と明言していたにもかかわらず、いきなりトーンダウンしたのには正直驚いた。

 

政治家というのは、言葉が商売道具だと思う。発言する言葉によって、株式市場に影響が出たり、経済界に衝撃が走るからだ。だから、政治家は言葉を大切にしないといけない。河野さんは、ワクチン接種率が上がったのは、自分の功績だと思っているだろう。それを言わずに、謙虚に「入荷していないワクチンの分まで接種を進めてしまい、本当に申し訳ない」と謝罪をしておけば、功績が生きるのだが、そこまでの配慮はなかったのだろう。

 

さて、自民党の役員人事も終わり、この後は国会だが、恐らく野党からの追求などで岸田さんは苦戦するかもしれない。ひょっとすれば、体よく会期途中で解散をしかけるかもしれない。

 

そういえば、甘利さんが幹事長らしいが、自分に疑惑がかかったら、睡眠障害だから国会を休み、不起訴になった途端、元気よく活動を再開された状態を皆さんはどう思ったのだろう。不起訴の理由は、そもそも職務権限が無く嫌疑不十分、とのことであったように記憶しているが、経産大臣も歴任されて影響力も強い方だから、当時渦中にあったUR都市機構などは、たまったものではないだろう。直接的な職務権限は無いかもしれないが、その影響力は職務権限以上のもで、これを不起訴にした検察は、はっきりいってだらしがないと誹られてもおかしくないと思う。

 

いずれにしても、今回の総裁選を見ても、とても私のような庶民には、優しい政策がされるとは到底思えない。また税金泥棒の河合夫妻についても、「必要があれば説明をする」と述べているように、国民の疑惑にはまともに相対する気は無いのだろう。

 

ご飯論法再来になるかもしれない。